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一般企業勤務の妻が、公務員の夫(コテツ・30代後半)の体験談を聞き取って代筆/編集/公開しています。
※本ページはプロモーションが含まれています。
この記事は、夫に3年使った感想を聞いてまとめました。記事内のリンクは私が選んで貼っています。
ドラム式洗濯乾燥機は、俺がこの数年で買ったものの中で、食洗機と並んで生活を変えた家電だ。
そして同時に、白状する。
俺は最上位モデルを買ったのに、最上位を選んだ理由だった機能を、3年間で一度も使っていない。
風呂水の汲み取り。UV除菌。ぬいぐるみ洗い。おしゃれ着コース。花粉・ホコリ取り。
ぜんぶ、使っていない。洗剤の自動投入も、半年以上前にやめた。
これは、東芝ZABOONのドラム式を3年使った俺の、「買ってよかった」と「これは要らなかった」を分けて正直に語るレビューだ。
買ったきっかけ:娘が小さくて、洗濯が終わらなくなった

👉 関連:食洗機の予洗いはどこまで必要か【家で使って出た結論】
買ったのは2023年の春、娘がまだ小さかった頃だった。
小さい子のいる家の洗濯は、経験した人なら分かると思う。
着替えが多い。とにかく多い。汚れるたびに着替えるから、洗濯物が際限なく出てくる。
機種を決めた理由は、正直に言うと、こうだ。
ひとつは、アメトークの家電芸人スペシャルで、土田さんが東芝のZABOONを紹介していたこと。
もうひとつは、価格.comの評価が良かったこと。
何十時間も比較検討したわけじゃない。
後日談:「あれ、パナソニックのほうがいいのかよ」

俺がドラム式を買った頃は、たぶんまだ両学長のYouTubeに出会っていなかった。
あとになって学長の動画を見るようになり、学長がドラム式洗濯乾燥機を時短家電として薦めていること、そしてメーカーとしてはパナソニックを名指しで挙げていることを知った。
「あれ、パナソニックのほうがいいのかよ」と、正直思った。
ただ、俺はパナソニックのドラム式を使ったことがないので、使用感の比較はできない。
言えるのは、東芝のZABOONで3年、俺は何の不満もなく回せている、ということだけだ。
数年後か数十年後、次に買い替えるとき、学長がまだパナソニックを薦めていたら、たぶんパナソニックにすると思う。
最上位モデルを買った俺の、3年後の反省

俺が買ったのは、当時の最上位モデル(東芝ZABOON TW-127XP2・タッチパネルのやつ)だ。値段は二十数万円。
最上位にした理由は、2つあった。
ひとつは、風呂水の汲み取り機能が最上位にしか付いていなかったこと。
もうひとつは、「一番いいものを買って長く使ったほうがいい」という、俺の昔からの思想。
風呂水の汲み取りは、3年間で一度も使っていない。
正直に言うと、俺は風呂の残り湯で洗うことを、最初から使わないと決めている。
費用対効果が合わないし、カビの混じった水で服を洗うのは本末転倒だと思うからだ。ホースを取り付けたことすら、一度もない。
この機能さえ要らなければ、ひとつ下のグレードでよかった。
多機能な無駄な機能をわざわざ高い金を払って付け加える必要はなかった。やらなくてもよかったな、と若干反省している。
使っていない機能は、まだある。
- UV照射で除菌する機能
- ぬいぐるみを洗う機能
- おしゃれ着をきれいにする機能
- 花粉・ホコリを取る機能
使ったことがない。
そして、普段から使わないでいると、そのうち、そんな機能があったことすら忘れる。
これは洗濯機に限った話じゃない。電子レンジもそうだ。オーブントースターもそうだ。
温めるだけ、焼くだけの機能があれば充分なのに、いろんな便利ボタンがついていて、あれを全部使い倒したことなんて一度もない。
洗濯機は、標準の洗濯機能と、乾燥機能がついていれば充分。3年使って、そう思っている。
ちなみに、2026年8月時点の東芝の現行ドラム式(12kgクラス)は、最上位も下位グレードも、洗濯〜乾燥の消費電力量が公式仕様でまったく同じだ。
グレードの差額で買っているのは電気代の安さではなく「機能」。その機能を使わないなら、差額はまるごと浮く。
洗剤の自動投入も、俺には要らなかった

いまのドラム式の売り文句の代表が、洗剤の自動投入だ。
タンクに液体洗剤を入れておけば、毎回自動で計量・投入してくれる。
使ってみた俺の感想は、「実際のところ、要らなかったかな」だ。半年以上前から使っていないし、今後も使うつもりはない。
使わなくなった理由は3つある。投入箱の周りが、数ヶ月に一度カビること(中はカビない)。うちは多い日で1日2〜3回洗濯するので、詰め替えの頻度が高いこと。そして、液体洗剤は高いこと。
自動投入の投入口と経路には、液体洗剤が常に通る。
洗剤はどうしても少しずつ残る。
小さな洗剤カスが水路に積もっていって、ベタベタしてくる。
冬場は液体洗剤が固まりやすいし、夏は湿気でベタつく。食洗機みたいに高温のお湯で洗い流してくれるわけでもない。
これは俺の感想だけじゃない。
東芝の公式FAQには、自動投入の経路を放置すると「カビが発生するおそれ」があると書いてあり、取扱説明書は2〜3ヶ月に1回の「経路お手入れ運転」(約12分)を求めている。
毎回洗剤を入れる手間(数秒)を省く代わりに、2〜3ヶ月に1回、経路を掃除する手間が増える。
俺はこの交換を「割に合わない」と判断した。洗剤は手で入れればいい。数秒で終わる。
「粉か液体か」は、洗剤の好みの話じゃなかった

洗剤を粉にするか液体にするかで迷っている人に、ひとつ伝えておく。
うちの機種の取扱説明書にあるのは、「自動投入できる洗剤と柔軟剤は液体のみ」の一文。粉末洗剤を自動投入に入れて故障した場合は、保証の対象外とまで書いてある。
ところが、同じ取扱説明書の後ろのほうには、こう書いてある。
「黒ずみが気になる場合は、粉末合成洗剤をご使用ください」。
並べると、こうだ。
- 自動投入で使えるのは、液体だけ
- 黒ずみ対策としてメーカーが挙げているのは、粉末
つまり、自動投入を使い続ける限り、メーカー自身が示している黒ずみ対策のほうは選べない。
「粉か液体か」は、洗剤の好みの話に見えて、実は「自動投入を使うか、使わないか」の話だったわけだ。
念のため言っておくと、「粉末のほうが洗浄力が高い」と無条件には言えない。
花王の公式Q&Aは、汚れや洗濯物の量が多い場合は粉末のほうが洗浄力が高い傾向があるが、日常的な軽い汚れなら液体も粉末も十分な洗浄力がある、としている。
粉末がドラム式で使えない、というのも誤解で、使えないのは「自動投入で」だけ。手動で入れる分には使える。
それでも、洗濯機はカビる

「乾燥機能付きを買えば、洗濯槽はカビない」と思っている人がいたら、3年使った俺の実感を言っておく。
乾燥機能は、服を乾かす機能であると同時に、洗濯機の中を乾かしてカビを抑える機能でもある。
それでも、水の通り道には常に水が残ったままだ。時間が経てば、どんなに頑張っても洗濯機はカビる。
だから俺は、半年に1回、専用の強力なカビ取り剤を入れて、洗濯槽の丸洗い洗浄をやっている。
メーカー公式の推奨は、もっと頻繁だ。
パナソニックとシャープは月1回程度、日立と東芝は1〜2ヶ月に1回(自動お手入れ機能のある機種なら3〜4ヶ月に1回)の槽洗浄を求めている。
「乾燥機能があれば槽洗浄は不要」と書いているメーカーは、ひとつもなかった。
ドラム式を買う人は、「カビない機械」ではなく「カビ対策の手間が減る機械」だと思って買ったほうがいい。
その上でなお、買う価値があると俺は思っている。
生活はどう変わったか:家事が1つ、消えた

ここまで「要らなかった機能」の話ばかりしてきたので、誤解のないように言っておく。
ドラム式そのものは、まったく後悔していない。むしろ、俺の装備品の中でも文句なしの上位だ。
夜、洗濯物を入れてボタンを押す。朝、乾いた服が出てくる。
これだけで、「洗って、干して、取り込む」という家事が、生活から丸ごと消えた。
娘がまだ小さくて、着替えが際限なく出てくる時期に、洗濯のストレスが完全に消滅した。
浮いた時間は、そのまま育児に回った。
細かい変化もある。
乾燥まで自動だから、パンツやタオルをハンガーに干すという概念がなくなった。
「干す場所」を気にしなくていいから、服の数自体も減らせるようになった。
泥んこになった服の予洗いが必要なときは、ある。そこは手を抜けない。
それでも、毎日の「洗濯という家事」は、体感でほぼゼロになった。
二十数万円の買い物だったけど、カビケアの手間と、干す手間と、浮いた時間を考えれば、お釣りが来ていると思っている。
電気代の分かれ目は、メーカーじゃなかった

ドラム式は電気代が高い、と俺もなんとなく思っていた。カタログを見ると、構図が違った。
東芝の総合カタログには、1回の洗濯にかかるコストの目安が載っている。
12kg級のヒートポンプ式ドラムは、洗濯〜乾燥で1回57.2円。
同じカタログのタテ型洗濯乾燥機(12kg)は、1回119.8円。
差の大半は電気代だ(41.2円と88.4円)。乾燥の方式(ヒートポンプかヒーターか)で、ここまで変わる。
前提はカタログの目安単価で、電気が31円/kWh(家電公取協・2022年7月改定の目安単価)、水道が262円/㎥(日本電機工業会調べ・2024年7月現在)。
「今のあなたの家の電気代」そのものではないけど、比較の物差しとしては公平だ。
もうひとつ。
現行の東芝機には節電モードがあって、公式仕様の消費電力量は標準の約半分になる(約1,330Wh→約670Wh)。
目安単価で計算すると1回あたり約41円と約21円。毎日1回まわす家なら、10年で7万円以上の差になる計算だ。
電気代を決めるのは「どのメーカーを買うか」より、「どの乾燥方式を選ぶか」と「どのモードで回すか」。
メーカー間の細かい差を悩む前に、ここを押さえたほうが早い。
「型落ちを待つ」は、もう作戦にならない

最後に、買うタイミングの話。
昔の家電の定石は「新型が出たら、型落ちを安く買う」だった。
ドラム式に関しては、この定石が崩れてきている。
2026年8月時点で、価格.comでは東芝の現行最上位が、1世代前のモデルより安い日が出ている。
型落ちのほうは取扱店舗が少ないまま値段も動かず、ある日ふっと市場から消える。
パナソニックの型落ち最上位に至っては、取扱0店舗の日もあった。
型落ちは「安く待てるもの」ではなく、「在庫が薄くて値段が読めないもの」になっている。
欲しくなった時が買い時。あるうちに買う。
そして、最上位を選ぶ必要はたぶんない。
標準の洗濯と乾燥ができれば、生活は変わる。俺が3年使って、そう実感している。
3年使って分かった、ドラム式で本当に効く機能

- ドラム式洗濯乾燥機は、家事を1つ消してくれる。買ってよかった度は俺の装備品でも最上位クラス
- ただし最上位モデルの自慢機能(風呂水・UV除菌・ぬいぐるみ・おしゃれ着・花粉)は、俺は3年で一度も使っていない
- 自動投入は「洗剤を入れる数秒」と「2〜3ヶ月に1回の経路掃除」の交換。俺には要らなかった
- 自動投入を使う限り、メーカーが挙げる黒ずみ対策(粉末洗剤)は選べない、という二律背反がある
- 乾燥機能があっても、カビ対策の手間はゼロにならない。俺は半年に1回、丸洗い洗浄をしている
- 電気代の分かれ目は、メーカーではなく乾燥方式とモード
- 型落ち待ちはもう作戦にならない。欲しくなった時が買い時、あるうちに買う
次に買うときも、最上位は狙わない。
洗濯機としての機能と、乾燥機としての機能さえちゃんとしていれば、俺の場合はそれで問題ない。
俺の3年が、どこかの誰かの参考になれば。
買うかどうか迷っている方の参考になればうれしいです。(コテツの妻)
👉 ドラム式洗濯乾燥機を楽天市場で探す(型落ちも含めて、今日の在庫と値段を見る)
※本記事は個人の体験談です。コスト計算はメーカー総合カタログの目安値・目安単価(電気31円/kWh・家電公取協2022年7月改定/水道262円/㎥・日本電機工業会調べ2024年7月現在)に基づく概算で、実際の光熱費・製品価格は各家庭・時期により異なります。最新の仕様・価格は各メーカー公式サイト・販売店でご確認ください。


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